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| 愛情が足りない |
児童虐待が最悪 警察庁上半期 被害157人、検挙164人 8月10日8時2分配信 産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070810-00000082-san-soci&kz=soci
今年上半期(1〜6月)の児童虐待事件の被害児童(18歳未満)は昨年同期に比べて22・7%増の157人で、4年連続で増加したことが9日、警察庁のまとめで分かった。検挙は149件(昨年同期比24・2%増)、164人(同22・7%増)で、被害児童数とともに平成12年に統計を取り始めて以降、最悪となった。
死亡した被害児童数は10人減の18人で、このうち殺害された児童は11人減って6人。昨年同期に8人だった傷害致死の被害は9人に増え、ゼロだった重過失致死(1人)や監禁致死(2人)でも犠牲者が出た。
被害児童の年齢は1歳未満が22人で最も多く、5歳が14人、14歳が13人、3歳が11人、1歳が10人、4歳も9人いた。
検挙者164人について虐待の内容をみると、殴るけるなどの身体的虐待が125人。性的虐待が27人、食事を与えないなど保護の怠慢・拒否も12人いた。
罪種別では傷害が85人で最も多く、次いで殺人(16人)、傷害致死(11人)、暴行(11人)、婦女暴行(9人)などが続く。
虐待の加害者は実母が48人で最も多く、実父が45人、養・継父が27人、内縁の夫も24人いた。
児童虐待事件をめぐっては今年4月、佐賀市で、同居女性(24)の長女(3)の腹を踏みつけて内臓破裂で約1カ月の重傷を負わせた無職の男(24)が、傷害容疑で逮捕された。また、5月には長男(1)をオートバイの座席下の収納スペースに押し込んだまま放置して死なせ、大阪府能勢町の山林に捨てたとして、母(21)と内縁の夫(21)が死体遺棄容疑で逮捕されるなど、無責任で短絡的な事件が後を絶たない。 ----------------------------------------------------------------------- 児童虐待というのはなぜ、生じてしまうのでしょうか。
意志を持ち、行動し、 親の思うままにならなくなっていくこと・・・ それを許容できないからなのかも知れないですが 人を育てる、という事は道具を買うのと訳が違う。
そこには命の重さがある。
自分と異なる価値観、思考、行動を起こすのが当たり前。 その違いや変化を楽しみながら育てたいものです。
実際、反抗的な言葉を投げ掛けられて ショックを受けることもありますが、それでいい。 大人もまた、そこから学ぶことがあります。
そして何より、 愛情を傾けてあげなければいけません。 負のストロークで接し、負のストロークを発するから、 児童も負のストロークを返してくる。 まさに悪循環ではないでしょうか。
児童はイメージで感じ取ったことや 視覚的に受け取った情報を強く覚えていきます。 負のストロークを発せられた印象は強く残って当然なのです。
だから、その様な関係なら 児童自身が悪態つき、負のストロークを発するのは 当然とも言えるでしょう。
ただ、そこで気になるのは もう1段階深い部分。
虐待をする大人の心理です。 許容できなくなった心の背景には そうした大人もまた、心のエネルギーが足りなくなっている のではないでしょうか。
プラスのストロークを得られない環境で育った人々の 悪循環の構図がそこにある様な気がしてなりません。
他人事ではなく 自らがプラスのストロークを与えられる存在に なっていこうという意識を、気付いた人々が皆で 行動にしていく必要がある様に思います。
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| 感謝のない対応 |
飲食店の善意ムダ…避難所の配布方法に工夫なし 8月10日13時14分配信 産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070810-00000918-san-soci&kz=soci 新潟県中越沖地震で避難所生活者に営業再開した飲食店の食事を無料で食べてもらおうと県は1〜8日、柏崎市内の飲食店7店舗の協力で約400人分を用意したが、利用は半分以下だったことが9日、分かった。避難所での整理券の配布方法に工夫がなかったのが原因とみられ、協力した飲食店は「せっかくの善意が無駄になってしまった」と話している。 県災害対策本部食料班の企画で、協力を申し出た飲食店と契約を結び、事前に決めた枚数の給食整理券を避難所で配布。避難者は整理券で食事ができ、飲食店には1食当たり500〜700円が県から支払われる。避難所担当の柏崎市や県の職員が整理券を配布したが、柏崎小学校では「昼間はお年寄りが多く、商店街まで歩くには遠い」「強制するわけにもいかない」と配布しきれず、券は余ったままだった。 大きな被害を受けた同市東本町のえんま通り商店街にある和食店「ろくべえ」の黒崎久店長(57)は地震後、マグロ丼120食分や刺し身200食分を無償で近所の被災者に配っており、県の事業にも積極的に協力。6〜8日のランチタイムにマグロ丼を提供した。初日は介護の必要な高齢者が入っている柏崎高校の福祉避難所で介護スタッフが10人分を取りに来たが、柏崎小学校の15人分は利用なし。7日は28人分を用意したが利用はゼロで、8日も3人しか利用がなかった。 黒崎店長は「避難所から遠いならこちらから持って行くのに。いかにもお役所仕事」と怒りをあらわにする。県災害対策本部食料班の石倉盛夫副班長も「再開した飲食店の時間帯やメニューに制限があり、需要と供給のマッチングが難しかった」と反省している。 ----------------------------------------------------------------------- 飲食店の店長は善意で大きな決断をしたに違いありません。 そして、何とか貢献できる手段を考えて協力したのでしょう。
「昼間はお年寄りが多く、商店街まで歩くには遠い」 「強制するわけにもいかない」
なんと下らない理由か。 強制する訳にもいかない、とはいかにもお役所的な発想。 協力して提携することを決めた時点で 距離の問題など初めから分かっているはずで、 その善意を最大限に活かすにはどうすれば良いか考えれば 自ずと答えは出たはずです。
どこかに 被災者は協力してもらって当然、 という意識が出てしまっているのではないか。
そこに本当に感謝の心があるのなら 「強制するわけにもいかない」 「再開した飲食店の時間帯やメニューに制限があり、需要と供給のマッチングが難しかった」 などと言う、まるで飲食店側にも非がありますよ、と言わんばかりの お役所側の都合に立ったコメントは出ないはずです。
まさに感謝の無い対応、コメントが形になって現れたのでは ないでしょうか。
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| 「プロ教師力アップ術55」第5版決定 |
自身の本のことで大変恐縮ではありますが 「イラスト図解でわかる プロ教師力アップ術55」(明治図書)
が、9月に第5版を刊行することになりました。 昨年12月末に初版を出し、1年足らずで5版まで増刷するという 反響に私自身も出版社の方も驚いています。
大変有難いことですし、 少しでもお役に立つことができたなら幸いです。
本の中では、 テクニックを語ることはしていません。 抽象的な表現もありますが、 それは全て小手先の技術でごまかす事をして欲しくないから・・・
どちらかと言えば、土台になる考え方やスピリットを お伝えする事が中心です。 けれど、分かりやすい、と評判を頂き、 おかげさまで教育委員会の研修でも使って頂いたという声も 耳にしました。
「型(カタ)に血(チ)が通って初めて形(カタチ)になる。」
それが私の信条です。 この本で伝えたいことはテクニックではなく、 その考え方や心、です。
それが受け入れられて伝わっていくことを願っています。
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| 不登校について思う |
不登校、小中で5年ぶり増加=06年度実態、学校基本調査−文科省 8月9日17時32分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000120-jij-pol
不登校の小中学生が、2006年度は前年度に比べいずれも増加し、3.7%増の計12万6764人だったことが9日、文部科学省の学校基本調査(速報)で分かった。このうち4688人は、いじめが不登校のきっかけとみられるという。 不登校の数が増えたのは小中とも5年ぶり。中学生では、割合が35人に1人(2.8%)となり、現行方式で統計を取り始めた1991年度以来、最悪となった。 文科省児童生徒課は「増加の要因は一律に説明できないが、人間関係づくりが苦手な子どもが増えたとの指摘もある」と分析。「スクールカウンセラーの配置を充実させるなど、適切な支援を続ける」としている。 --------------------------------------------------------------------- 不登校が問題視されることが多いけれど その視点が少し気になります。
実際に蓋を開けて見ると 不登校になった生徒自身が悪いというケースは 少ないのではないでしょうか。 不登校が問題、とクローズアップしている内に、 まるで不登校の児童・生徒が社会からドロップアウトした 能力の無い者の様に見ていないだろうか。
不登校の児童・生徒は決して能力が低い訳ではない。
ただ、不登校になった時、 それを見せるチャンスが無い社会になっているだけのこと。
私も過去、中学時代に不登校をした経験があります。 要因は様々でしたが、心が折れた状態にも関わらず 不登校が異常者のすることだ、と言わんばかりの視線と言葉・・・ 耐え難いものがありました。
一般に言う当たり前、という世界から外れたら 人格、能力共に否定されている、という雰囲気を肌で感じました。
不登校、大いに結構。 そこに行く価値を見出せないのなら、 価値を作れなかった教育者が悪い。 極論かも知れないけれど、教師はそれくらいの覚悟で学校を運営する 必要があるでしょう。 生徒に迎合する必要は決して無いけれど、 魅力ある学校であり、規格外の生徒も認知してあげられる寛容さを 学校が備えているべきだ、と思います。
そんな余裕がない、という現実も分かっています。 けれど、効率化を進める中で、大切な事まで削ってしまっている 様な気がしてならないのは私だけ、でしょうか。
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| どこまでがいじめか |
都内公立校いじめ6784件、定義拡大で一気に7倍 8月10日6時3分配信 読売新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070810-00000301-yom-soci
東京都内の公立学校で2006年度に確認されたいじめの件数は、前年度の957件から6784件へと約7倍に増えたことが9日、都教育委員会の調査でわかった。
いじめによる自殺が相次いだことを受け、文部科学省が今年1月にいじめの定義を広げたため、従来は統計に上らなかった事案が掘り起こされたとみられる。
対象は都内の小中高校と特別支援(盲・ろう・養護)学校の計2236校。小学校の増加が目立ち、前年度比13・2倍の3841件に上った。中学校は同4・6倍の2759件、高校は同2・3倍の163件。内容(重複あり)は「からかいや悪口など」が最も多く4594件で、「仲間はずれや無視」が1656件、「軽くたたかれるなど」が1353件と続いた。 ---------------------------------------------------------------------- いじめについては以前に記事も書きましたが・・・ http://tskill.blog8.fc2.com/blog-entry-119.html#more
いじめは子供同士のトラブルの延長線上にある、と思っています。
また、いじめが発覚したのなら そのいじめにどの様に向かい合うかが問題なのであって いじめが起きた結果が悪いのでは無いのです。
さて、 いじめは良くないものですが、生身の人間同士が関わる以上、 そこには感情のぶつかり合いもあり、トラブルはつきものです。
そうした場合、どこまでがいじめ、なのか。 その線引きは非常に難しい。
過剰にいじめをクローズアップして、人間同士の距離感を遠ざけて しまってはいないだろうか。
人間同士のトラブルが生じ、ぶつかって、 時にはケンカもしつつ、乗り越えるから、距離感を覚え、 人間関係が親密になっていくのではないでしょうか。
気遣いは大切。忘れてはいけません。
けれど、何でもいじめ、とクローズアップすることで 人間同士が感情を伴って深く関わる事に対して 臆病になってしまってはいないだろうか。
過剰にいじめの解釈を広げ、 子供達が人間同士のトラブルを通じて学ぶ距離感を 学習することなく、大きくなっていく事の方が問題なのではないか、 とも思います。
都内で言えば 今の子供達は、人間同士が触れる遊びをほとんどしません。 ボールを蹴るか、ゲームをするか、など・・・ 道具を使った遊びはするけれど、 道具を使わない遊びの体験や想像力が非常に少ない。
加減や距離感を知らずに育ち、 トラブルの際にやり過ぎてしまう。 そして、いじめの解釈が広がり、余計に距離感が広がる。 その悪循環を繰り返してはいないだろうか。
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