子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
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いじめを考える
いじめ問題は長年、大きなテーマになっています。

私も小学4年生まではいじめられていました。
その後、自分の力で立場を変えたのですけど
いじめられていたときの嫌な思い出は今でも忘れられません。

ですが、
イジメは無視できないテーマではありますけど、
子供が集団生活を学ぶ上で
避けられないトラブルの延長線上にありますし、
子供達も理屈でやっているのでは無いですから、
イジメがゼロの環境はあり得ない、と思います。

そして、いじめている子供の心理って
理屈じゃないんですよね・・・

何でいじめているのか、と言えば実に下らない理由だったり・・・
それを理屈でねじ伏せようとしても
話が噛み合わないのは当然。

だって、子供の感情論なのですから・・・

そして
イジメが起きる=学校の責任 というイメージが過剰に意識され
イジメがあること=重大な責任問題 であるかのような考え方をされてしまうことに大きな違和感を感じます。

初めに戻りますが
いじめが無い環境はまずあり得ません。
程度の差はあれ、ちょっとしたからかいの程度から始まり
そこから大きくなればいじめに発展していきます。

どんな環境であってもいじめが発生する可能性はあるのです。

仲が良いからといっていじめが無い、ということもありません。
例えば仲の良い友達グループ4人組のうち、
3人がまとまって、1人をちょっとからかってやろう、
という気持ちで仲間はずれにしたとします。

けれど、それを受け取る側の感じ方次第では
それも立派ないじめになるのです。

大げさ、と言うかも知れませんが
それぐらい、いじめというものは簡単に発生する可能性がある
ということであるし、きっかけはどこにでもあるのです。


子供同士のトラブルの延長線上にある、と思っています。

だから、いじめが起きたから学校が悪い、担任が悪い、というのは
大きな筋違いだろう、と思うのです。


そして、
いじめに気が付かなかったのは学校の責任、と言う方もいますが
現実的に、いじめの殆どは大人に気が付かれない様に行なわれて
いるものです。
いじめられている本人も知られないようにしていることも多いのです。

ですので
いじめを発見できない事を学校だけの責任にするのはこれもおかしなこと。
家庭で兆候は無かったのでしょうか。
それをきちんと情報交換していたのでしょうか。
どちらが悪い、という論理ではなく
学校VS保護者という考えは捨てて、お互いに協力する姿勢が
大切なのではないでしょうか。


また、いじめが発覚したのなら
そのいじめにどの様に向かい合うかが問題なのであって
いじめが起きた結果が悪いのでは無いのです。

そして
対処した担任が悪い、と責めた所でいじめは解決しません。
大切なのは当事者の保護者も含めて
どの様に子供同士の関係を収束させていくかを考えること。

何より、子供同士に自覚をさせて
それを家庭でどの様に促がし、教室でどの様な演出をするか
どっちが悪い、誰が悪い、の前に
きちんと協力体制を整えることの方が大切なのです。

そしてそこには
そこから子供に何を学ばせるか、という意識を持って・・・


ただ、私は進学塾でも数多くいじめやトラブルを見てきましたが
殆どの場合、保護者が子供同士の関係に口を出す必要は
ありませんでした。

元々、子供同士の社会の中から発生したことなので
子供同士の言い分をお互いからじっくり聞いていると
結局、解決をしていくものです。

どっちが悪い、という結論になることも殆どありません。

先生が公平な倫理観を持って接していれば
いじめを小さな芽の内に消化してしまうことができるものなのだと思います。


いじめに対して
誰が悪い、と責任を擦り付け合う前に
もっと大切な事はコミュニケーション何だな、と思っています。
この記事に対するコメント

こんにちは、
いじめについて、まったくその通りだと思います。
あと、TVの「お笑い番組」「バラエティー番組」の影響もありそうですね。
【2005/07/02 07:07】 URL | princip #uRckqWJE [ 編集]


おはようございます。コメントありがとうございます!
そうですね。私も同感です。
弱い者や人を馬鹿にして笑いものにするような手法には賛成できません。
「バラエティ番組」「お笑い番組」は好きで良く見ますが、
その質、考え方には配慮が欲しいな、と思うことがあります。
【2005/07/03 05:35】 URL | moro #- [ 編集]


こんにちは。初めまして。私もいじめられた経験があり、思わず見入ってしまいました。

学校だけで解決・・・というのは、確かに無理ですね。私自身も、担任に頼ったことがありますが、殆ど何の解決にもならなかったという経験があります。

ただ、一つの疑問として・・・
確かに、子供たちが一番自覚してくれて、解決してくれたら良いですが、果たして子供にそれだけ自浄能力があるか・・・ということですね。
いじめっ子からすれば、今までいじめて馬鹿にしていた人間ですので、それを急に元に戻して「さぁ、今から仲良くなりましょう」となるのかどうか・・・

これは、ケース・バイ・ケースがある気がします。
【2005/07/18 02:15】 URL | ゆんて #SFo5/nok [ 編集]


ゆんてさん、はじめまして!
コメント&トラックバックありがとうございます。
そしてご指摘ありがとうございます。
私が甘い理想を夢見ている様で大変恥ずかしい限りです。
ゆんてさんのブログも拝見させて頂きました。思わず納得させられる事も多く、大変参考になりました。

ただ、子供には自浄能力、あると思います。
子供ですので、急に変われるほど大人ではありませんが・・・
感情のコントロールができずに引っ込みがつかなかったり、受け入れられなかったりしますけれど、
仮にいじめっ子だとしても、その子供が自覚をするための努力を大人に切り捨てられてしまっのなら、とても悲しいことですよね。
【2005/07/18 05:25】 URL | moro #- [ 編集]


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校内イジメ

Q.学校でイジメにあっています。どうしたらいいでしょう? A.無理をしないこと!!!抵抗したり、話し合ったりして解決しないようにすること!!!どうしても耐え切れないときは、学校をズル休みするのも手である。 いじめは、本当にツライ。私もイジメを受けた時期はあ. 友達と恋の相談所・・・ゆんてのおまじない!!!【2005/07/18 01:07】

プロフィール

moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
    ■出版「フィンランドメソッド実践ドリル」
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