子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
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成績と人間と・・・
毎日新聞のコラムにこの様な話を見つけました

 校長先生を怒らせた話 生徒の選別、誰のため?


その中の一文を紹介します。

・・・ 
 翻って今の先生は、良い子と不出来な子を選別しすぎていないだろうか。ある農業高校で聞いた話だが、生徒たちの多くは中学の進路指導で「こんな成績では農業高校にしか行けないぞ」と落ちこぼれの烙印(らくいん)を押された末に入学してくる。成績評価をもとに生徒の人生観を暗くすることが教師の仕事だろうか。
・・・

色々と考えさせられました。
自分は進学塾講師として、成績を上げて
生徒が志望する学校に合格させること、と仕事としてやってきたけれど
仮にも先生と呼ばれる仕事である以上、
考えなければいけない課題なのだろうと思ったのです。

そして、以下の様にも書かれていました。


・・・
先生たちにお願いしたい。自分が出来のいい子を何人育てたかなんて考えないでほしい。成績の良い子には、そうではない子を助ける心を育ててほしい。そして、家庭や能力に恵まれない子どもに目をかけ、社会のなかで精いっぱい生きるための勇気を与えてほしい。
・・・

本当にその通りだと思いました。
私は自分のクラスの中で、
「わかっている生徒は、理解ができていない生徒に教えてあげるようにしよう」
と指導しています。

それは自分さえできれば良い、のではなく
クラスを1つのチームとして捉え、自分さえ良ければ、という
考えではなく、他者への思い遣りも育んで欲しいから・・・
受験勉強というものを通じて学んで欲しい心の教育の一環です。

しかしながら、この考えは時として批判を受けてしまいます。
「ウチの子が志望校に受かりさえすれば良いんだから、余計なことはさせるな」
と・・・
人に教える事は、自分の理解促進にも役立つのですが、
その様なことには聞く耳も持たれず、お叱りを受けてしまうことすら
あります。

しかし、どうせ受験勉強をさせるのなら
それによって人間としての幅を狭めるのと、広がっていくのとで
どちらが良いか?と考えた時、私は後者を選択したい。

何を捨ててでも合格という考えは好きではない。
どちらかと言えば、バランス良く育った延長線上に合格、というものを
勝ち取って欲しいと思います。


また、記事の中では以下の様に結ばれています。

・・・
校内暴力やイジメが発現するずっと前から、子どもたちは大人たちの「無視」や「無関心」という刃に傷ついている。成績が悪いと先生の仕事の役に立たないから、素行が悪いと先生の仕事の邪魔だから。子どもたちが求めているのは、人として信頼され、認められることだ。学校のカリキュラムは、生徒を愛し認めるための道具に過ぎないと、校門の外から言うのは僭越(せんえつ)でしょうか。
・・・

皆さんはどの様にお考えでしょうか。。。
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プロフィール

moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
    ■出版「フィンランドメソッド実践ドリル」
    ■出版「フィンランドメソッド実践テキスト」

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