子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
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生徒への声かけ
授業中に限らず
生徒を相手に指導をしていると
つい、「〜するな」「〜してはいけません」「〜をやめなさい」と
禁止命令で指示をしてしまうことはありませんか。

生徒の行動を即座に直させようと思うと
禁止してしまうのがとても楽ですし、即効性がありますから
一見すると、その様な禁止命令で
ガツンと指示することが有効であるかの様に見えます。

けれど、実はそれらは最善の策ではありません。
おしゃべりをしている生徒に
「おしゃべりを止めなさい!」
と指導したとしましょう。

厳しく言えばきっとおしゃべりを止めると思いますが
おしゃべりを止めた先は、一体どこに意識を持っていけば良いのでしょう。

おしゃべりを止めさせることが
指導の目的ではないはずです。
きっと、授業中に私語を禁止し、
「授業をしっかり聞かせるための手段」として
「おしゃべりを止めなさい」という指導をしたのだと思います。

それなら、生徒への指導は
「おしゃべりを止めなさい」では無いはずです。
生徒を叱る・注意するときは
常に目の前のことを禁止するのではなく、
「その先にどの様な行動をさせたいのか」を考えて
自覚をさせるように言葉を考えてあげたいですよね。


もし、おしゃべりを止めさせることだけの指導しか
できていないのであれば、生徒もその目的を自覚する機会が
ありませんから、きっと同じ注意を繰り返しされるという結果に
なることでしょう。

授業中に何度も「おしゃべりを止めなさい」と言わなければいけない
そんな状況を改善したいのであれば
「おしゃべりを止めさせることばかりを押さえ込むのではなく」
「何のためにおしゃべりを止める必要があるのかを自覚させる」
という言葉掛けをしっかり考えてあげましょう。

他の指導も同じです。
目の前の行為ばかりにとらわれずに
その先にどの様な自覚をさせて行動を改善させたいのか
しっかり考えて声をかけていきましょう。
この記事に対するコメント

「〜するな」「〜してはいけない」っていう言葉を言われた人にとってはその分縛られてしまうだけであまり得るものがないように感じます。
 叱ると怒るは違うというような言葉がある通り、きちんとした方向性や意図、意義を伝えることによって注意された子供も〜してはいけない「理由」がはっきりするのではないでしょうか。
 いいかどうかは別としては、おしゃべりしてる子供が自発的に自分がうるさくしている事に気づくまであえて授業を進めず黙っていたり、「どうしてしゃべってるの?」「今みんな授業聞いてるよね?」のように質問をしていき解決していく方法もあるようです。
【2006/08/24 11:54】 URL | TEA KIDS #G553sPsg [ 編集]


そうですね
質問の仕方によって効果的に自覚を促がすという
手法は有効な手段です。
蓋を被せる様な指導ではなく、如何に自覚させて恒久的な
行動改善へと繋げていくか、を考えていくことは
教師にとって最も大切な習慣であるように感じます。
ありがとうございます。
【2006/09/03 12:28】 URL | moro #- [ 編集]


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moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
    ■出版「フィンランドメソッド実践ドリル」
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