子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
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信頼関係
12月に刊行した
「イラスト図解でわかる プロ教師力アップ術55」(明治図書)
の売れ行きが好調で、早くも第3版となりました。
これほどの反響があるとは思ってもいませんでした。
重ねて御礼申し上げます。


さて、生徒との信頼関係について
少し気になったので触れてみようと思います。

生徒と信頼関係を構築しなければ
師と弟子の関係を作ることはできず、
教室管理や適切な指導力を発揮することも難しい。

そう思っています。

どうも、生徒と横並びの友達先生が
微笑ましく、良い関係であるかのように
思われている方も多いのですが、
実はそれではいけないのではないか、と思うのです。

確かに、人間関係として
友達の様な関係というのは確かに良いのかも知れません。

けれど、それが教師という役割・責任を背負った者としての
立ち振る舞いとして相応しいかどうか、と言うならば
誤解を恐れずに言うのであれば
私は相応しくない、と思っています。

なぜなら
友達先生では、
面倒なこと、嫌がること・・・例えば反復練習など。
そういったある種の強制力を必要とする場合に
その指導力を発揮できないからです。

横並びの関係で
生徒が嫌だ、面倒だ、と言ったとき
「確実に」それをやらせることができるでしょうか?

いや、それは難しいのではないでしょうか。

そこに落とし穴があって
それでやらせようとするから、
「お願いをする」「説得をする」様な接し方をすることが
起きてしまうのです。

「お願い」をして何とかやってもらった。

そんな関係で、果たして教室管理などできるでしょうか。
すでに、教師が下手になってしまい、
生徒主導の関係に陥ってしまっていることにお気づきでしょうか。

生徒主導の何が悪い
と言われるかも知れませんが
その結果が、教室管理のできない、先生の言うことを聞かない
そんなクラスの学級崩壊という状況を生み出すのです。

偉そうにしなさい、
という事とも異なります。
距離感を離しなさいということでもありません。

近い距離感の関係で良いんです。
けれど、縦の関係をしっかり作りましょう。
あくまでも、師と弟子という関係を。


どうも、生徒の背中を押してあげるという発想を
曲解して、友達先生が素晴らしい、という風潮も
特に若い先生の中に一部あるのが気に掛かります。



この記事に対するコメント

 先生が「右を向け」と怒鳴れば子供達が恐る恐る怒られないように右を向く。そんな先生を見た人が「あれではいけない」と子供に優しく甘く接する。そしてその先生が子供になめられている姿を見て「子供のくせに・・・」というような先生が出来上がる・・・そんな悪循環も有り得るのかなと思いました。
 生徒と先生の関係は、ある意味では我々社会人同士の信頼関係にも似て、怖くてキレやすい人でも駄目だし、なんだか当たり障り無いことばかり言って実際なにができるの?っていう人も駄目だと思います。
 叱る、褒める、訂正する、共感する・・などの言動ひとつひとつを相手を思ってすることができたなら、本当の意味での「師」となるのではないでしょうか?
 先に生まれたと書いて「先生」。きっとその意味は生徒にとってより経験値の多い人間として、見本になることなのだと思います。
 
【2007/02/28 00:02】 URL | #- [ 編集]


コメントありがとうございます。
本当にそうですね。
一つ一つの行動にきちんと「血」の通った表現をすること。
それが伝わって初めて、生徒の心を動かすこともでき、
信頼を勝ち取り、行動改善をできるのではないかと思います。

そのために
まずは教師自身が手本として見られている、という意識が
重要ですよね。
【2007/02/28 11:39】 URL | moro #- [ 編集]


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プロフィール

moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
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