子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
06 | 2008/07 | 08
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

■T's skill教育技術研究所 各種講座案内(東京都内にて開催中!)
   ※管理人が運営するホームページの講座案内ページへジャンプします。
    教師対象講座             
     ■T's skill教師塾                    ■「T's skill保護者塾」
     ■夜間授業特訓講座
     ■「授業特訓道場」 NEW!
     ■T's skill勉強会
■教育ブログをお探しの場合はこちらを参考にして下さい。
        にほんブログ村 教育ブログへ
■メールのご相談は無料で受付中 moro@t-skill.com までお気軽にどうぞ
      教師の方々 :授業や生徒指導での悩み、相談
      保護者の方々:子供の教育、家庭教育などの相談
      そして子供達:受験に関する相談、友人関係、トラブルなど
      ただ、聞いて欲しい、というメールでも歓迎です。時間の許す限り、お返事させて頂きます。
思い上がる自分
私は過去に塾講師として
講師の研修をしたり、特別講座などを任されたりして
天狗になっていた時期がありました。

簡単に一例を挙げるなら
他の人の意見や考え方に
コメントをつけずにはいられない、という事であったり・・・
何でも自分の考え方を主張せずにはいられなかったのです。

そして、
いつ誰と話しても
その話し方は上から目線。

常に「評論家」「先生」口調で
正論を述べているから、文句を言われる筋合いはない、
と思い込んで行動していました。

今考えると
大きな勘違い、思い上がりも良いところです。


当時、生徒という、いわゆる自分と比較した際の弱者を
相手にすることに麻痺し、生徒から学ぶ事も忘れ、
偉くなった勘違いをしていたのだと思います。

ひどいものでした。

友人と話すときも
どこか上から目線で、いつの間にか評価しようと
していました。

「今度、○月×日に〜で飲み会やろうと思うんだけど、どうかな」
と聞かれて、答える一言が

「良いんじゃないの?〜なら良い店だし、悪くないね」だったり・・・

なぜ、良い、悪いを評価する必要があるのか。
私にそんな事を評価する権利がどこにあったのか・・・

そこで、なぜ
「うん、是非参加させてもらうよ!」
と答えられなかったか。


常に思考が、評価してやる、という発想だった自分に
気が付いたとき、恥ずかしくなりました。
立場上、その様な立ち振る舞いを求められる時だけでなく
いつも自分は偉い人間、そんな勘違いをしていました。





私は特別偉い人間でも何でもありません。
僭越ながら本を出させて頂いたりもしましたが
人として偉い訳でもなんでもなく、
ただ、ある分野において、少しだけ話題を提供することができる、
だけに過ぎないのです。

だから、視点を変え、切り口を変えれば
学ぶことは数多くあることでしょう。

当然です。
私は私の学んだ範囲で考えたことしか、知り得ないのですから。
思い上がってはいけない。
生徒からこれまでどれ程多くの事を教わってきたか。
周囲の人から、どれ程多くの意見をして頂いたか。


今でこそ、講演や研修をする立場ではありますが
それも単に、
私が知っていること、経験の中で
他の方々と異なるモノを提供することで
役立つことができれば、と思っているに過ぎません。

自分が教えてやろう だなんて偉そうな事は考えは
思い上がりも良いところです。

私は講演や研修を通じて
出会った方々からも多くを学びたい。
批判を受けることがあっても良いでしょう。



人はそれぞれに得意不得意があって
積み重ねた経験や体験も異なります。

だからこそ、
それぞれに伝えることができるものがあるはずで
それがたまたま、
私の場合、学校の先生方に対して少しのニーズがあったに過ぎません。

私の持つモノに対して
知りたい、聞きたい、という関心を持つ方へ
少しでも多くの事を伝えて行くことが仕事です。




けれど、それは万能であり、絶対的なものだ
とも言いません。
考え方、手法の一つとして、
先生方の選択肢が増える、という事において貢献できればそれで充分です。

それなら金を取るな、教育とはボランティアであるべきだ。
その様に言われるかも知れません。
けれど、そこは私も生活がありますし、生きていかなければ
いけません。維持し生活できるだけの報酬は頂かなければ続きません。
そして会社を大きく発展させようという希望はありません。
同志が増え、規模が大きくなるのなら
どうか、私の下で小さくまとまらずに
独立して、並び立つ仲間として
同じ様に活動を広げていって欲しい。



そして最後に
一部で私みたいな塾講師が学校の先生に研修をすることへ
思い上がりだ、という批判をされていることがあります。

確かに、どちらが偉いという見方をするのなら
思い上がりである、という意見も出ることでしょう。
私は決して、塾が学校より優れている、とは思いません。
けれど、それぞれに培ったものがあり、
活かせるのではないか、と感じるものがあるから
それを少しでもシェアできればと思っているだけです。

決して、すべて自分のやり方に従いなさい、というものではありません。
それこそ「おこがましい」

当然、効果的にそれを体感し、身に付けて頂くために
研修内での空間では手法・トレーニングに従って頂きます。
けれど、それを実際に使うかどうか、その取捨選択までを
決める権利はありません。


けれど、思い上がった自分はなかなか自分では気が付かないものです。
この様に話す私自身も自省して、振り返ることを忘れない様に
していきたいものです。

過去、毒舌に他を切り捨てる自分に酔っていました。
そして人を「君は〜な人だ」と評価する自分に酔っていました。
自分が狭い世界で「できる自分」でいることが全てで通用する、と
勘違いし、自分が正しい、と思い込んでいたために
思い上がった自分になかなか気付きませんでした。
気付かされたのは身近な友人の勇気ある一言。
「君って偉いんだね」
という一言の苦言。今でも忘れません。

特定の分野で求められる自分になっても、それは偉い訳ではない。
人と人との関わりにおいて、
常にお互いを尊重できる関係でありたい。


メディアで登場する批評家の面白可笑しく毒舌な姿を見て
あれが格好良い、素晴らしいと思うのならとても悲しい。
議論を交わすことは、相手を否定することに非ず。

自身の論理に自信があるかどうかも関係ない。

勝ち負け、優劣で物事を決しようとする風潮がとても
短絡的で視野を狭めている様に見えてならない。

多くの人の多くの考えに触れること、
きっとそれは自分の視野を広げてくれる財産になるはずだから・・・
この記事に対するコメント
自分の言葉
 私も表面的な簡単な考え方で「違う考え方を偉そうに正当化する人を黙らせたい」とか「批評できる=気づける=出来る人間」というような考え方をしているときがあるように思えます。
 誤解を恐れずに言えば、このような考え方は別に悪だとは思いません。ただ、逆の立場になったとき、こういう考え方で優越感に浸っている人がいたら嫌いになると思います。
 毒舌とか、ズバリ言う人・・というのは場面を間違えさせしなければ時に人に気づきを与えることもあれば、笑いを提供してくれることもあるかと思いますが、やはり重要なのは場面と空気を読むということになるのではないでしょうか?
 実際に会社などでの日常を見ても、上司などがあまり必要以上に色々な事に口を出し、あら捜しをしては批判を・・ということを繰り返してると、自分のハードルをも上げてしまうため。早い話をしてしまうと「お前も出来てないじゃん」という対象になりやすいと思います。
 私自身としては、特に同等以下の立場(同僚、部下、教育でいうのであれば生徒)との対話の中では、【されて嫌なことは自分もするな】という事を常に意識して行動するようにしています。
 人をポジティブに評価する事は、自分自身に余裕が無いと意外と出来ないことだと思うので、日々精進であるなと感じます。
【2007/04/06 22:59】 URL | ☆ #- [ 編集]


☆さんへ コメント有難うございます。
 確かに、ズバリ言う言葉には気付きであったり笑いを提供してくれる場合がありますね。ただ、仰るように空気を読む力が不可欠です。それが個人の個性だという理由で相手に配慮をしなかったり、必要以上に問題を面白おかしく茶化したり、大きくしたりする、そんな方々が多い事もまた事実です。
 必要な事は気付きであり、きっとそのアプローチは数多く存在し、「自分はこうだから」と決めてしまうのではなくて、多くの選択肢の中の一つとして、今、この瞬間にそのスタンスで言う必要性がある、というあくまで手段の一つとしての使い分けであれば私も有効な手法だと思います。
 過去と他人は変えることはできない。けれど、自分の行動を変えることで他人に影響を及ぼすことはできる。無理に何かを変えるより、変わるための種をまき、水を与える。そんな理想を思い描きつつ、自分にもっともっとゆとりと力量が必要だと自省する日々です。
【2007/04/07 10:21】 URL | moro #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://tskill.blog8.fc2.com/tb.php/256-c49c76b1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
    ■出版「フィンランドメソッド実践ドリル」
    ■出版「フィンランドメソッド実践テキスト」

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

■T's skill教育技術研究所 各種講座案内(東京都内にて開催中!)
   ※管理人が運営するホームページの講座案内ページへジャンプします。
    教師対象講座             
     ■T's skill教師塾                    ■「T's skill保護者塾」
     ■夜間授業特訓講座
     ■T's skill勉強会
■教育ブログをお探しの場合はこちらを参考にして下さい。
        にほんブログ村 教育ブログへ
■メールのご相談は無料で受付中 moro@t-skill.com までお気軽にどうぞ
      教師の方々 :授業や生徒指導での悩み、相談
      保護者の方々:子供の教育、家庭教育などの相談
      そして子供達:受験に関する相談、友人関係、トラブルなど
      ただ、聞いて欲しい、というメールでも歓迎です。時間の許す限り、お返事させて頂きます。