子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
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生徒の行動を統制する
先日、ある学校にて生徒の帰宅時の様子を
見ることがあった。

担任の教師が来て、伝達事項を伝え、
生徒に帰宅を促がす・・・

そこだけ、を切り取れば至って普通なのだが
問題はその時間の最中、生徒が好き勝手に話し、
立ち歩き、行動に全く統制が取れていない状態だったことだ。

先生は比較的ベテランの方なのだが
どうにも生徒が好き放題の状態を抑えられていない。

なぜだろうか、と
ふと考えてしまった。
生徒を統制する力はどこから生まれるのか。

きっと大きな声で一喝することも一つだろうが、
それだけではないはずなのである。

以前に大きな声を出せる怖い先生だと
生徒は言うことを聞くけれど、そうでない先生の言うことは
聞かないですよね。という投げ掛けをされたことを思い出した。

大きい声だけではなく、
生徒が言うことを聞く要素は他にもある。

そのために必要なことは
1つ1つの指示を徹底すること。

それ以外の行動をしても良いという雰囲気を与えない位に
徹底することが重要なのです。
ところが、見ると、いくら注意をしていても、その指示が個々の生徒の
行動の後を追いかける様にいたちごっこを繰り返し、
結局、教室内の指示としては一貫性がなくなってしまって、
全体の雰囲気が混沌としてしまっているのである。

その状態で統制は取れないはず・・・
混沌とした教室になるのは当たり前なのです。



ただ、もう一つ、気になったことがありました。
教師が生徒の目を見て会話をしていなかったこと・・・

これはその日だけに限ったことではないが、
他の先生でも、生徒と会話をするときに、目を見ないで
話すケースが多々見受けられる。
そして、そのリアクションが適当に流しています、という
様に見えてしまっているのが何とも惜しい気がしました。

これは憶測でしかないのですが、
もし、普段、生徒とのコミュニケーションが円滑でないなら
注意を促がしても、効果的に浸透するはずがないものです。

信頼関係という土台が無い状態で
先生だから、生徒だから、言うことを聞かなければならない、
という立場のみの理屈で抑える事は難しいことでしょう。
何だか、技術というより、
人間として接する上で大切なことが欠けている様な気もしました。


さて、話を戻すと・・・
1つ1つの指示を徹底して、次の作業に移る
という行為は時間が掛かるので、多くの場合、抵抗を示されますが、
本当に大切なことは何で、今、必要なことのために、時間を投資する
という発想を持って生徒と接して、
是非、教師として教室を統制する力を身に付けて頂きたいと思った次第です。



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moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
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