子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
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勉強のできる子に通じること1
勉強ができるな、と感じる子には
大抵、共通の性質があります。

表面的には千差万別に見えますが
ほとんどの場合、
その裏には共通した特徴があるものです。


それは
「子供の天下ではない」ということ。

保護者が子供の管理をしている
という関係が明確で、
そのルールの中での自由を与えていること・・・

そして、明確に
保護者と子供に縦の関係ができています。

本当にできる子というのは
総じてそんな特徴が見られます。

私なりに分析をするとすれば・・・



小さな頃から
大人が子供の顔色をうかがって
何でもニーズに応えてあげよう、という
スタンスで接してきた場合、

子供は、幼児期に
「こういう態度を取れば、大人は動く」
というパターンを学習します。

特に
言語を取得する前の子供は
言語が無い代わりに
視覚的な情報で全ての判断を行いますから
大人を良く観察しています。

その後も
自分の態度で大人がどう動くかを観察し
その行動に対する意識を強めていくのです。

例えば
泣けば、構ってもらえる。

そう学習した子供は
寂しくなれば泣きます。
それで大人がオロオロする、
機嫌を伺う様になっているのが分かれば、
嫌なことがあったとき、都合が悪くなったときも
同様にして泣く、という行動を起こすことで
大人を意のままに動かすことを学びます。


さて、これが他の行動にも同じ事が言えて・・・

大人が子供に振り回される
そんな状況で育った子供は
価値判断の中心が自分になりますから
周囲の判断の基準を学習しなくなります。

当然の様に
他者を理解する、周囲に合わせる、という点においても
意識を高く持つことはありません。
よって観察する習慣がなくなっていきます。

要するにその子が周囲から受け取る情報量が
グッと減っているのです。


出来る子は
その点が異なります。

大人が管理をし、その中での自由という
基準で育っています。
良いこと、悪いこと、
それらのルールを大人が決め、
その中で自由を与えることにより、
叱られたり、注意されながらも
価値基準を学習する。

だから、
意識の方向が初めから外を向いているのです。

周囲からあらゆる情報を得て
その価値基準を考えて、自由を勝ち取ることを学ぶ。


そのために自然と観察する習慣が身に付き
周囲から学習すること、情報を得ること、
を身に付けていきます。


顔色を伺うのが良い、のではありません。
できる子は、やはり、周囲の事柄の変化に気が付くのが
とても早いです。
それはそんな所にあるんだな、と思います。


子供が王様で、視野が狭くても
詰め込んで勉強(いや、テストと言いますか。)のできる子は
育ちます。

でも、その子の未来はきっと寂しいものでしょう・・・
自分で情報を吸収して学び、機知を読み取る力を養っていない子は
応用が利きません・・・
言われた事を処理する能力には長けていても
問題を解決する力、本当の力は身につかないのです。


自我状態の発達において
言語が話せるようになるまでは
自分の行動に対する大人の態度を
視覚的に見て行動を学習していきます。

そして言語が理解できる様になると
大人の言葉から多くの情報をファイルし
その価値基準を学ぶことで、
自我が発達して成長をしていくのです。


そこで子供の感情だけを優先し、
言いなりになってしまっては
価値判断を行なうための判断材料を教える
大切な教育のタイミングを逃します。


受験勉強をしているから何でも許す、
これが最悪です。
少しくらいは、も良くありません。

悪いことは悪い。
そして縦の関係が明確であること。
それを忘れては結局、子供が伸びることはないのです。



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【2007/11/20 04:27】 | # [ 編集]


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プロフィール

moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
    ■出版「フィンランドメソッド実践ドリル」
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