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| 研修の現場から2 |
私は普段、様々な場所で教員の研修を実施しています。
1.私自身が主催する教師塾。 2.進学塾が主催する教師力養成塾 3.学校単位で実施する校内研修会 4.教育委員会が主催する研修会 など・・・
1は先生方の自主参加で成り立っています。 出席者の100%が自分で講座を受講することを決断し、 自己研鑽をする方々です。
2は自主参加の先生方が大半を占めています。 学校単位での受講もありますので、中には自主的という 場合ではないこともある様ですが、概ね自主的に参加を されています。
3は校内研修ですので、その学校に関わる先生は全員参加 になります。
4も基本的には参加対象の先生方は全員参加になります。
率直に申し上げると 研修の場によって、先生方の空気がまるで異なります。 自主的に先生方がいらっしゃる研修の場では 皆さんが何かを学ぶという姿勢を強く持っていて 研修そのものが活性化していきます。
ケーススタディやワークへの取り組みも その密度が高いものです。
そして何より 謙虚に常に「より良く」という思考があって 共通するのは「やらない言い訳」をしない、ということ。 非常に忙しいスケジュールの中で 時間をやり繰りして、 そして研修へ駆けつけて来る。
その際に、多少の愚痴は言えど、 だからやらない、やりたくない、という言い訳は決してない。
一方で、 私がこの仕事を始めてからこんな事を言われたことがあります。
「あなたの教師塾にはやる気のある先生が来る。そういう先生には大抵、問題は無いもので、仮に問題があったとしても直そうという意志があるから良い。でも、本当に問題なのは自分を高めようともしないで、そういう場所にも行かない、行こうともしない先生なのではないですか?問題があっても、やる気が無かったり、自覚が無かったりして行動を起こそうともしない先生をどうするつもりなんですか?」
確かにそうなのかも知れません。 私の教師塾に来る方は総じてやる気があって、 向上心、自己研鑽に対する意識が非常に高いです。
けれど、 いらっしゃらない方に関しては一切の関与はできません。
そこには一つの割り切りをしています。 私の役割は、変わりたい、学びたい、向上したい、と思った先生方 の応援をすること。 だから不必要な営業はしません。 教育改革をやります、という大風呂敷も掲げられません。
けれど、 自主的ではない方と関わる様にもなってきました。
2.で挙げた進学塾が主催する研修では自主参加の方もいれば そうでない方も中にはいらっしゃいます。けれど、最終的には 皆さんが研修に対して前向きになって修了されていくので、 その関わりには自信を持っています。
結局、研修というものは ただ座って、黙って聞いていれば良い。 そんなイメージがあったのか、 つまらない、退屈だ、という印象だったのでしょう。 単に講義を聴かされている、という研修ばかりで 研修=退屈な時間 という固定概念があったのなら、それは参加したいと 思えなくても当然です。
逆に、そうした研修を通じて 先生方が前向きになっていく姿を見て 研修も中身次第で先生の中のイメージを変えることができる、 と確信したこともまた事実です。 自主的でないにせよ、その方々の大半は「やる気がない」のでは なくて、過去の研修のイメージに嫌気が差していただけ、なのか も知れないのです。
・ ・ ・
授業もきっと同じ・・・ 研修を行なう者が、受講している先生方を退屈させる講義しか していなかったのなら、どうして、それを受講した先生が生徒 を退屈させない授業ができるようになるだろうか。
大切な話は大切な様に。 重要な事は重要な様に。 メリハリをつけて、講義をする研修担当者、講話者が どれくらいいるのだろう。
そこが変わるだけで、やる気を出し、力を伸ばす先生が もっと多く眠っているだろうに・・・
そんな疑問が出るくらいに研修のイメージが変わったと仰る 方が多くいます。 「こんな世界があったのか。」 「うちの県の研修もこうなら良いのに」 「若い時にこういうことを早く知りたかった」と・・・
けれど、2.で挙げた進学塾が主催するの教員研修は それでも大半が自主参加です。はじめの雰囲気が違います。 やる気のある方々に刺激されて
自分も!
と変わっていく要素が非常に大きな影響を与えているのだと感じます。
さて、次回は 自主的ではない空気が大半を占める研修の現場についてお話します。
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