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| 研修の現場から5 |
不思議な会話を耳にすることがあります。
授業を聞かず、退屈そうにしていたり 眠っていたりする生徒達について・・・ ・ ・ ・ あの生徒達にはやる気がないんです。 困ったものです。 ・ ・ ・ そんな風な会話を聞く度に 不思議な会話だな、と感じます。 大抵の場合、私の方から その場では何も言いませんが、 その口ぶりや生徒との関わりを客観的に観察していると 悪循環を起こしている様に見えてならないことがとても多いものです。
研修をしていて 教室管理の研修をしていると 「結局、生徒が悪いんだから言うことを聞いてくれなかったら意味がないじゃないですか」
というご意見を頂くこともしばしばあります。
生徒が悪い、と思って接していると 生徒へのマイナスの先入観から、 普段の関わりも、生徒のマイナス面ばかりが目に付く様になり 注意することばかりの関係になって お互いにマイナスのエネルギーばかりを発信する様になっていきます。
当然のように 信頼関係を構築することは難しいでしょう。
だから余計に 生徒も反抗的になり、教師も注意せざるを得ない。 その悪循環に陥っていないだろうか。 と思うのです。
けれど、意外と研修でお話している中で 「生徒が悪い」というスタンスで接している方が非常に多い。
不思議なことだな、と思います。 「生徒が悪い」のではなく 「生徒のした行為、が悪い」のであって、 さらに言えば 生徒がその様な状況になる環境を作った教師の責任でもある、 のです。
だから、 教師が改善しなければならないことを真摯に 改善しなければならないし、 生徒との関わりも、「無条件の肯定」で受容する人間関係 を基本として接する必要があるのです。
生徒が悪い、という視点で接しているとき 本当の意味で生徒との人間関係を構築しようとしているか。
振り返って頂ければ分かることなのだと思いますが 意外と、そこが共通認識ではないものです。
「そんなこと言ったって、 先生はうちのクラスの〜を見たことが無いからそんなことが言えるんです。」
と言われることもあります。 確かに一筋縄ではいかないこともあるでしょうし、 研修で扱う手法だって万能ではないことでしょう。
けれど、その様に初めから無理だ、ウチの〜は特別だ、と 決め付けてしまって「やらない理由探し」をしている内は 決して改善など期待できません。
・・・しかし、そう言えば 仕方なく研修を受け、仕方なく試してみて 当然のように上手くいかずに文句を言われることがあります。
仕方なくやったのなら、当然、上手くいかないに決まっています。 なぜなら、 そこには「あなたの血が通っていないから。」
何でもそうだと思いますが テクニックや理屈だけで、何でも上手くいくと思ってはいけません。 そこに「あなたの血が通っている」かが重要なのです。
そのために・・・ 授業の内容、科目研究以外に 生徒との関わり、スタンス、に関しての研修は もっと体系立てて実施していく必要があるように感じます。
学生の頃からインターン制度なども含めて どの様な体験、経験をさせて、生徒と関わらせるか、ということも 必要なシステムであるのではないでしょうか。
もっと生徒を人間として接することの楽しさ 大切さを知って、それを原点としてもらうために・・・
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