子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
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その10 教員免許更新制を問う
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/66545/

教員免許の更新制については何となく釈然としない想いが残っています。
確かに、免許の更新制度によって、一定基準を満たさない教師は
排除することができます。

しかし、
その「基準」とは何か?

まだ、その見通しは立っていない様です。
だから、素直に受け入れられないのです。


座学講義の従来型の研修で
何を身につけ、何の技量が分かるのかは甚だ疑問です。

一方で、ロールプレイやワーク、模擬授業などで
その技量を定量化したところで、手法の画一化を強要する
ことにはならないだろうか。

教育手法は当然、一つではない。

結局のところ、教師の力として
科目に関わらない、指導に共通する部分での土台に適正があるか
どうかが問題なのではないだろうか。

■コミュニケーション能力
 生徒、保護者、同僚との関係構築に関わるコミュニケーションの力と
 生徒指導における傾聴と指導方法、誉め方や叱り方など
 自分の意志を的確に伝えて、生徒を導くための能力。

■授業プレゼンテーション能力
 授業を行なう上で重要なことは重要なように、深刻な内容は
 深刻であるように、そして、教科に興味関心を持たせるために
 教師がその教科の魅力を伝えることのできる表現力を用いて
 生徒に授業を提供する能力。

■状況分析能力
 生徒同士のトラブルや生徒個人の行動について、的確に状況
 を判断し、バランス良く指導を行なうことができる状況判断
 の能力。ひいきや冤罪、思い込みの指導、などを予防できる
 判断力。

ざっと考えてみて、私は以上の3項目があれば、
教師としての適正は充分にある、と言えるのではないかと思います。
教科指導に関しての知識は、研究会や座学研修で学べば良いだけ
のことで、免許の更新として、「適正」を判断するなら、
こうした部分を見ておきたいところです。

しかしながら
何にしても画一的な数値評価が難しい。

だから、免許の更新だから講習を受け、
試験を受けて、という画一的なものではなく、
学校に第三者の専門家が定期的に巡回し、
職員全員の授業の様子、活動、対人関係などを記録を取り、
総合的な業務や指導の様子を判断するのが良いかな、と
漠然と考えています。

更新だから、特別に対策しよう、とするから
そこにまた変な歪みが生じるのです。
常に、中立な第三者の介入があって、チェックをする機能を
作り、その延長線上に免許の更新の判断がある、という仕組み
で、更新の為の試験という別の世界で行なう模擬的な能力より
ずっと正しいニュアンスや数値にしにくい能力が見える気がします。

そこで仮に落第しそうな教師がいたとしたら
その専門家と校長などの管理職とでアドバイスをしたり、行動指標を
共に作り、改善の見込があるかどうかを判断すれば良い。


教育は現場で起きている。
判断するなら現場を見て判断をしなければ
免許の更新などできるはずがない、と思うのは私だけでしょうか。

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プロフィール

moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
    ■出版「フィンランドメソッド実践ドリル」
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