子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
04 | 2008/05 | 06
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

■T's skill教育技術研究所 各種講座案内(東京都内にて開催中!)
   ※管理人が運営するホームページの講座案内ページへジャンプします。
    教師対象講座             
     ■T's skill教師塾                    ■「T's skill保護者塾」
     ■夜間授業特訓講座
     ■授業コミュニケーション集中講座 NEW!
     ■「授業力 虎の穴」 NEW!
     ■「授業特訓道場」 NEW!
     ■T's skill勉強会
■教育ブログをお探しの場合はこちらを参考にして下さい。
        にほんブログ村 教育ブログへ
■メールのご相談は無料で受付中 moro@t-skill.com までお気軽にどうぞ
      教師の方々 :授業や生徒指導での悩み、相談
      保護者の方々:子供の教育、家庭教育などの相談
      そして子供達:受験に関する相談、友人関係、トラブルなど
      ただ、聞いて欲しい、というメールでも歓迎です。時間の許す限り、お返事させて頂きます。
先生、研修に参りました(3)
塾で行なっていた学級経営。
これは学校とは異なる部分も多いかと思います。

なにしろ、
週に1,2回しか授業で接することがないのですから・・・


さて
その前に前提をお話しておきます。
進学塾の役割は生徒の成績を上げて合格をさせること。
ここに尽きます。

ですから、
結果として「わかった」で終わらせるのではなく「できる」段階まで
引き上げなければいけません。
要するに、理解しただけではなく、
自分でその学習内容が使えるようになるようにしていく必要があります。

「できる」ようにしてあげるには
「わかる」状態をしっかりと作ってあげなければいけません。

「わかる」状態をしっかり作ってあげるには
授業をしっかり聞いている状態を作らなければいけません。
先生の指示をしっかり聞き、
授業を充分に聞かせることができ、
考えさせたり、作業をさせることができるから、
しっかりと「わかる」状態を作ることができるのです。

そして何より、
自分の科目に興味関心を持たせて
好きになってもらいたい、と願うのなら、
やはり、ちゃんとその魅力を最大限に伝えるためにも
授業に対して前向きに聞いている環境を作ることが無ければ
ただの受け身な詰め込みであり、
結果として一定以上の成果が得られません。


だから
クラスの空間作りが重要なのであり、
学級経営を考える必要があるのです。
それは家庭学習の習慣をつけるところにまで及ぶため
生活指導にまで指導が及んでいくのです。



そこでこんな考え方をしています。

礼儀をしっかりしなければ
大人から何かを学ぶことに謙虚にならない。
自ら学ぶことの意味を穿き違えてしまう。
だから、授業開始、終了時にはしっかりと礼をさせる。
そして挨拶も元気よくしっかりとさせる。

挨拶を徹底すれば
コミュニケーションのきっかけが作られていく。
言葉を交わすことが当たり前になっていく。

言葉を交わすことが当たり前になっていくと
SOSや変化に早く気付くことができるし、
子供たちとの信頼関係も密になっていく。


だから、人間関係の土台が作られ、
指導をした際に先生の指示が通りやすくなる。

指示が通りやすくなれば
家庭学習や生活習慣、ケジメを指導する際に有利になる。

家庭学習や生活習慣を指導するために鍵になるのは保護者です。

だから、保護者としっかり連携を取る。
保護者としっかり連携するために、
コミュニケーションの回数を増やし、ニーズを聞き出し、
子供の現状・処方箋を伝えて、安心を提供する。

保護者は子どもが教室でどのように活動しているのかを
見る機会がほとんどないので、当然、不安が膨らみますから
その状態のまま、指導だけを保護者に伝えても、不安が膨らむだけ。

だからこそ、
まずは安心を提供することを第一にする必要があるのです。

そこが抜けてしまえば
どれだけ先生の都合で、良かれと思って子どもを指導しても
保護者の立場から見て、どこか不安が拭い去れず、
コミュニケーション不足の中で不安が膨らみ、
モンスターペアレンツと言われる様なクレームを作り出し、
先生と保護者の溝が広がっていくのです。

その状態で
先生が子どもをいくら指導しても
家庭で先生への不安・不満を子どもに保護者が話すのなら
当然の様に子どもは先生への不信感を無意識の内に募らせて
指導を充分に聞けない状況へとなっていくのは当然です。
子どもを掴んだつもりでいても、
毎日の生活の中で保護者がマイナスなイメージを
子どもに伝え続けるのなら当然、その信頼は揺らいでいくのです。

だからこそ
保護者を掴むことが大切で、
保護者を掴めば、先生、保護者が同じ方向を向いて
家庭学習や生活習慣の指導をしっかり浸透させることができる。

家庭学習や生活習慣、ケジメが整えば
学習に対する取り組みの効果が上がっていくのです。



私が塾で行なっていた学級経営の土台は
細かいルールやテクニックではなく、
子どもを取り巻く環境をどの様に整えるのか、を考えることから始まって
その上に子どもとの約束ごとを交わしていきました。


次回は授業を行なう上での約束ごとをお話します。
この記事に対するコメント
なぁんだ
なにか,とても変わったことがあるのかと思いましたが
学校と基本的に一緒ですね。
「親を味方につける」
特に男の子の場合に効果てきめんのような気がします。
女の子はこの年にもなると,比較的冷静に,親の価値観を離れて,自分の価値観を築きますが,男の子はまだまだ親の思いを正直に反映しています。その親を味方につければ,子どもの心も必然的にこちらを向きますので,すべての指導が簡単に入っていくようになります。
ありがとうございました。また,いろいろな情報をください。
閉塞する教師の世界に,風を送ってほしいと思います。
【2008/01/03 22:06】 URL | すずめ@おばちゃん教師 #YQUfCfM6 [ 編集]


すずめ@おばちゃん教師さんへ
コメントありがとうございます。そうなんです。きっと考え方の土台は同じだと信じています。当たり前のことを当たり前にすることが最も大切ですよね。
特殊な小手先のテクニックに踊らされて、その本質と基本を大切にしないでいると何事も上手くいかない、ということだと思います。
どうぞまた宜しくお願い申し上げます。
【2008/01/03 23:00】 URL | motoT #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://tskill.blog8.fc2.com/tb.php/417-46b6b9ad
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
    ■出版「フィンランドメソッド実践ドリル」
    ■出版「フィンランドメソッド実践テキスト」

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

■T's skill教育技術研究所 各種講座案内(東京都内にて開催中!)
   ※管理人が運営するホームページの講座案内ページへジャンプします。
    教師対象講座             
     ■T's skill教師塾                    ■「T's skill保護者塾」
     ■夜間授業特訓講座
     ■授業コミュニケーション集中講座 NEW!
     ■「授業力 虎の穴」 NEW!
     ■T's skill勉強会
■教育ブログをお探しの場合はこちらを参考にして下さい。
        にほんブログ村 教育ブログへ
■メールのご相談は無料で受付中 moro@t-skill.com までお気軽にどうぞ
      教師の方々 :授業や生徒指導での悩み、相談
      保護者の方々:子供の教育、家庭教育などの相談
      そして子供達:受験に関する相談、友人関係、トラブルなど
      ただ、聞いて欲しい、というメールでも歓迎です。時間の許す限り、お返事させて頂きます。