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諸葛正弥の教育論
教育に関する持論や新しい教育のあり方について、教師として、または保護者として、様々な切り口でお話します。(元タイトル:子どもの才能を伸ばす教育を)
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【0011】個性の尊重のための教育方法
個性化や個別化、といった話は
現在、日本で行なわれている一斉型の授業に対する
批判のような形で論じられることが多いのですが、
そもそも、現在のような一斉型の授業がどのようにして
広まったのでしょうか。

それは、世界では19世紀後半の先進諸国で普及し、
日本では明治初期に導入されています。
国民共通の教養を形成する手段として、
非常に能率的な教授法と言えました。

多くの子ども達に等しく教育をし、
共通の言語を持つことは、一定水準の学力を持つ、
多くの労働者を確保するという観点でも重要だったと考えられます。


さて、一方で、
現代において、画一的な一斉型の授業に対して
問題点も浮き彫りになり、多くの批判を受ける形で
個性を尊重する、ということをテーマに、
教育がどんどん個別化、個性化しようとする流れが
加速しています。

学校で言えば
習熟度別の授業もその一例でしょう。

私塾においては
個別指導の塾が加速度的に増えている、
ということにも、その流れが見て取れます。


しかし、
個性化、個別化が進んだとはいえ、
社会にその個性を示すような人材が育つようになったのか、
といえば、それはまた別、というのが実情です。

これは私の主観ですが、
どちらかといえば、
全体主義的な流れに埋没しようとする
没個性化が進んでいるようにすら思えます。


会社などで
世代の異なる人間とのコミュニケーションができない、
組織の中で自分の力を発揮するのが苦手である、
上司や先輩、または部下や後輩と上手く関われない、
そんな若者の悲鳴ばかりがクローズアップされている現状を見ると
とても、個性を発揮できる人材が増えたとは思えないのです。
むしろ、逆に個性を発揮できない若者が増えているようにすら感じます。

それは組織が悪い、社会が悪い、
という意見も出るのでしょうが、
多様性を受容しよう、という教育が広まっている割に、
多様性の中でいかに生きるか、というスキルが身についていない、
ということの現れのように感じるのです。

いずれにせよ、
個別化、個性化の教育が、
社会において個性を活かすことのできる人材は
思うように育てられていない、というのは間違いないでしょう。


その要因は、
個性化を、集団の中で育むのではなく、
隔離することで保護する、という方向に進んでしまったから、
ではないでしょうか。

個性化・個別化は聞こえは良いですが、
個性重視と言い、多様性の中から切り離すことで
個性への批判を排除し、保護する、という尊重で
育まれた個性は、果たして社会の中で生きる力を備えたものに
なかといえば、それはNOだと思います。

「みんな違ってみんな良い」

確かに、良いんです。
しかし、単に何でもあり、にしてしまうことが個性ではありません。

多様性を理解し、受容する、
というのは重要ですが、
何でもありにする、というだけでなく、
多くの価値観を持つ人間が集まる中で、
いかに生きるのか、どのように自分の個性を発揮するのか、
という集団の中で生きる、という視点に立った教育を
もっと見直さなければいけません。


ですから、
現在の個別化・個性化の流れには少しながら危機感を感じます。
一斉型の授業の弊害はもちろんありますが、
集団の中で学ぶもの、という観点に立って、
一斉型の授業のあり方を見直して、社会に出て生きる力を育む、
という視点で教育を考えていく必要があるのだと思います。


そうなると、
同時に、教育と競争、評価、といったところにも議論が及ぶことに
なるかと思いますが、それは別の機会に・・・


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