諸葛正弥の教育論
教育に関する持論や新しい教育のあり方について、教師として、または保護者として、様々な切り口でお話します。(元タイトル:子どもの才能を伸ばす教育を)
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【0013】反復学習の力
反復による学習は近年、どちらかと言えば
敬遠される方向にあったと思います。

それは何より、
生徒が嫌がり、学習への意欲を損なうから、
ということが原点になり、
自然に学習への取り組みを促す方法は
反復による苦役的な学習観を取り除くことだ、
という発想から生まれていたように感じます。

確かに、反復をしないで勉強に取り組ませる、
というのも一つの方法論ですが、
心理学者のK・アンダース・エリクソン博士が行なった
1990年代前半の調査によると、真の技能を身に付けるには
約1万時間の練習が必要であるということを示しました。

そして、
その中で何よりも注目すべき点は
生まれつきの天才を見つけることができなかった、
ということ。

つまり、
皆がコツコツと努力する中で、
何分の1かの時間で楽々トップになる者は
いなかった、ということです。

さらに他の誰よりも練習するが、
トップランクに入る力がない、
というタイプもいなかったのだそうです。


結局のところ、
才能という先天的な能力は関係なく、
コツコツと繰り返し練習をしてきたか、
要は努力を積み重ねてきたのか、ということが大切、
ということです。

また、
一流の音楽学校に入る実力を持つ学生が
トップになれるかなれないかを分けるのは、
「熱心に努力するか」どうかによることを示していたのだそうです。


さて、ここで私達は考えなければいけないのかも知れません。
多くの時間をかければ良いのではもちろんない、でしょう。
ですが、神経学者のダニエル・レヴィティン氏は
様々なジャンルの人を調査した結果、

1万時間より短い時間で、真に世界的なレベルに達した例を見つけた調査はない。

ということも分かってきたそうです。


反復学習には大きな力があった、ということです。
そして一流になるには、反復学習なしでは、実現できない、
ということも明らかになってきたのです。


では、生徒の前に立つ我々は何をすべきか。

それは、生徒の自主性を育てる、という大義名分の下に
生徒へ高いリーダーシップを発揮して能力を高めようとする
努力を怠ってはいないか、という点を検証することではないでしょうか。


そして、単に反復をさせ、
苦役的な学習観に漬けて耐えさせれば良いのではなく、
いかに生徒の心を動かし、やる気に火をつけ、
「熱心に努力したい」と思わせなければいけません。


何しろ、さまざまな分野で優れた成果を上げている人々を調査した結果、
全員が「生徒をやる気にさせて、より高いレベルに向かわせる、
感情に押し流されないコーチを意図的に選んでいた」
という事実がそこにはあるからです。

私達は、生徒をやる気にさせ、
より高いレベルへと導くべく、
繰り返し反復練習をさせながら成長へと導く力量を
磨かなければならないのではないでしょうか。

この結果が真理とするなら、
反復練習の重要性を再確認し、
それを実現するための教師のスキルを
徹底して考え、実践を重ね、生徒に1万時間の努力をさせる前に
教師も1万時間、熱心に努力をし続けて、真のプロフェッショナルへと
なっていかなければならないのかも知れません。


■目次
 ・1.授業の手法         ・・・授業における様々な課題を取り上げたコラムです
 ・2.ほめる・しかる        ・・・ほめるとき、しかるときに生じる課題を取り上げます
 ・3.生徒とのコミュニケーション・・・コミュニケーション、人間関係構築に関する課題を取り上げます
 ・4.成績の向上         ・・・生徒の成績を向上させる上での課題を取り上げます

■先生方のお悩みを解決します
 ・ 「先生向け個別相談」受付中
 ・ 「先端教育メソッド研究会」にて「教師塾」開催および「会誌」を発行します

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