諸葛正弥の教育論
教育に関する持論や新しい教育のあり方について、教師として、または保護者として、様々な切り口でお話します。(元タイトル:子どもの才能を伸ばす教育を)
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アクティブラーニングと講義
私は研修などで、
アクティブラーニングと講義はバランスよく行なうことが大切、
と申し上げておりますが、少々、誤解も招くことがあるので
補足をしておきます。


私はアクティブラーニングとは、

 ・生徒を能動的に授業へ参加させること
 ・思考を活性化する学習形態のこと

であって、実は非常に幅広い解釈ができるもの、
と捉えています。

いわゆる講義形式の授業はアクティブラーニングではない、
と仰る方もいるのですが、実は講義形式の授業でも、
生徒との会話のキャッチボールを盛んに行ない、
問いを投げ、考えさせ、積極的な思考を促す環境を作れていれば、
それはそれで、アクティブラーニングに含まれる
と考えています。


ですから、
生徒同士の話し合いがアクティブラーニングで、
教師が講義を行なうのは間違いである、
という論調を見ると、それも極端だな、と感じますし、

逆にアクティブラーニングでは知識は深まらない、
というのも違うんだろうな、と思うのです。


要は講義形式であっても、生徒を能動的にさせ、
自ら考え、行動させるようにする、という授業は可能で、
形式にこだわらず、
生徒を主体的・能動的に授業へ参加させ、
思考を活性化させれば良いと考えれば、
授業の幅もグッと広がるのではないでしょうか。


アクティブラーニングは難しい、と思っている方も、
まずは
「単に黙って聞きなさい、という授業」
からの脱出を試みる、ということから始めてみれば
実は相当にハードルの低い取り組みなのではないか、
と思うのです。


私自身のことですが
10年くらい前に
授業の予習としてマインドマップを描かせてから
授業に参加させる、という手法を行なったことがありました。
たったそれだけで、普通の講義で生徒への発問に対する
反応が変わり、そこからの議論も深まり、
授業の質が変わっていきました。

その習慣ができていくと、
次第に授業では、授業でしかできないことをやろう、
という意識が高まり、単なる知識の暗記のような作業は
家庭で済ませ、授業では原理や他単元へのつながり、活用法に関する
議論を行なう場へと変わっていきました。

それも充分にアクティブな学習空間だったと思います。

ですが、
アクティブラーニング=生徒同士のグループワーク・ペアセッション
というイメージが先行しているので、
講義もアクティブラーニングになり得る、なんて話したら

「何を言っているんだ」

と反発される可能性も高いため、
私は便宜上、
アクティブラーニングと講義はバランスよく、
という話をしています。

その講義も、当然、生徒を能動的にし、
思考を活発にしていく工夫が必要なのは言うまでもありません。


そしてアクティブなら良いのか、と言えばそうではなく、
生徒同士で話し合わせるという形だけで満足し、
形骸化してしまうのは逆効果、と思っています。

ですから、
生徒同士のディスカッションも良いですが、
話し合いをさせて満足、ではなく、

形式的なことに踊らされず、
本質を捉えて、
生徒の積極的な学びを生み出すために、

まずは普通の講義で生徒を積極的に参加させる空間を作る、
という工夫から始めて欲しい、と考えています。

黙って聞け、
静かに黒板を写せ、
という講義からまずは脱出し、
講義でも積極的に考えさせ、
教師がいるからこそできる知識の深化やきっかけを与え、

それらを土台とした上で
グループワーク、ペアセッションなど、より活動的なワークで
より主体的な知識の活用を行なう。

それが本来の姿なのではないか、
と思うので、講義の重要性も訴え続けています。

サンデル教授の白熱教室も講義形式、
そして、TEDのようなプレゼンテーションから学べることも多い。

アクティブラーニングという形式だけに踊らされることなく、
より良い授業をつくるために何をすべきか、
を考えた上で、新しい授業のカタチを模索したいですね。
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