子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
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その3 考える学習を
近年、子供達の中で
特にどの部分で学力低下をしているのか
と考えると、

やはり、考える力が圧倒的に不足している
ことは言うまでもありません。

算数でも文章を見て
パッと公式を当てはめて解けないものは
急に解けなくなったり・・・


自分で文章を読んで分析する作業を
学校の授業でやっていないのかな、と思ってしまいます。

公式を教えて
それを当てはめる授業ばかりなのかも知れません。

現在の塾の役割が
その様な分析する、考える力を養うこと
だと考えるなら、それも一つなのかも知れませんが
今一つ腑に落ちません。


授業で文章題を教えるとき
解法やテクニックを教えるより先に

まずは文章題に与えられた条件を書き出す作業を
行ないます。

文章題で起きている現象を把握するために。

でも、この段階で
今の子供達は分からなくなっている。
自分で整理することができていない。

どうしても
文章の中に書かれた数値だけを
どうにか公式に当てはめられないかばかりを
優先しようとしています。

問題の意味や
そこで起きている変化などを
考えもせずに・・・


公式やテクニックなどは二の次。

まずはどの様にアプローチして
どの様に考えていくのか
これが最も大切なのです。

面白い公式や見栄えのする定理は
瞬間的なウケは良いかも知れませんが
結果として子供の思考力を奪っているのかも知れません。

子供達が自分達で
状況整理できる様になって
文章題を考える力が身についたときに
公式やテクニックを与えると、その意味を理解して
上手に活用していくことでしょう。


私は授業の中で
生徒に言われることがあります。

どうして公式とかあまり教えないの? と・・・

面倒臭かったり、遠回りしても
自分の力で考えて問題を分析する力を養うことが
最も大切だから。

それでも
受験をさせることを考えると
最終的には効率をより高めなければいけませんから
考える力を土台とした上で最後に公式を与えていきます。

その時の
彼らの解答能力は目を見張るものがあります。

自分で考えて
いつ、どの様に、どの様な意味で
その公式を使えば良いのかが分かっているから。

私はそうして難関校へ合格させています。


十数年講師をやってきて思います。
まずは考える力ありき、なのだと。

今の教科書は原理なども説明はしているけれど
結局は定理、公式を使わせることが優先されて
いる様です。

それより前に教えなければいけないことが
たくさんあるにも関わらず。


現在のように
「なぜ」「どうして」を与えるだけの授業ではなく
「なぜ」「どうして」を考えさせる教育をして欲しい。
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プロフィール

moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
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