子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
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ゆとり教育、中学担任の57%が否定的
総合的な学習の時間に関して
中学担任の57%が否定的な評価をしているそうです。
文部科学省の「義務教育に関する意識調査」より(リンクは毎日新聞記事)

 総合的学習は私の生徒に聞いても概ね好評で、調査結果も概ね好意的。
保護者も好意的に見ている様だけれども、
教員からの意見は小学担任や教育長には好評な様でしたが
中学担任からは否定的な結果になった様です。

その差は先生の専門性に関わる部分が大きいのだろうな、
と感じます。


小学校の先生は元々、複数の科目を一人で受け持ち
教科横断的な学習に関する抵抗感が少ない、という背景も
あるのでしょう。

それに対して
中学校の先生はその専門性から
その様な教科横断的な授業を行なうことに対して大きな
負担を感じてしまうのかも知れません。

総合的学習専門の先生を、との意見もある様ですが
私は個人的にはそうじゃないだろう、と思います。

総合的な学習、必要だと思います。
でも、それは本来、わざわざ「総合的学習の時間」という
授業を作って学習させることでは無いのかも知れません。

それぞれの先生が
それぞれの立場と経験で
他の科目に役立つことや実社会で必要になる知恵を
教えていけるようにすれば済むだけのことだと思うのです。

私が過去に生徒を対象にアンケートをしたところ
学校の先生の授業に求めたいことの上位に

「教科書では学べない役立つ知識を教えて欲しい」

という意見が挙がりました。

生徒もやはり、総合的学習で学ぶような知識を望んでいます。
決して雑談や下らない話をして欲しい、ということではなく・・・

先生が自分の科目を通じて、他の科目や将来役に立つことなど
生徒に自分が教える教科の魅力を伝えることや
生徒が将来勉強を活かすための知識を与えてあげる・・・

そうすれば自然と総合的な学習に通じる授業を
それぞれの科目で行なうことができるのではないか、と思います。

ただ、それには
中学校の先生も専門教科だけでなく
他の科目に関しても関心を持ったり
幅広い引き出しを持つようにしていなければいけませんが・・・


そんなことはできない、無理だという事であれば
今のように総合的学習の時間をなくす事に大きな成果は望めない
のではないかなぁ と思って見ています。

総合的学習の必要性を行政も理解しているなら
指導要領を守らないといけない、という規則ではなく
科目を通じて強化横断的学習を行なうことができる
「ゆとり」を持たせても良いのではないか、と思います。



また、別の調査項目での話ですが

・年間の授業数を増やす
・土曜日、夏休みなどに補習をする

という事について、保護者からのニーズが高い様ですが、
それをそのままニーズとして受け止め、実施することに
なってしまったのなら・・・

これ以上に教員の時間をすり減らす結果にならなければ
良いな、と思います。


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プロフィール

moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
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    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
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    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
    ■出版「フィンランドメソッド実践ドリル」
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