子供の才能を伸ばす教育を
教師塾、教員研修、セミナー、講演などの活動と、 教育への想い、教育論を語ります。 「教師」「保護者」そして「子供に関わる多くの方」へのメッセージ @T's skill教育技術研究所
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先生、研修に参りました(1)
ある年の12月。
東京都のある会議室に向かう電車の中、
私の心の中は緊張で埋め尽くされた感じがして
無意味に中吊り広告を眺めて歩きながら
目的の駅に着くのを待っていました。

その日は私が初めて自分で受講生を集めて
講座を開講する、その初日でした。
受講生は3名ほど。
学校の先生方でした。
その先生方に、授業技術の講座をするのですが
これが私にとって、現役の先生に研修をする初めての経験。

今から思えば無謀な挑戦だったな、と思いますが・・・
それまでは進学塾講師として、塾内の講師研修は数々担当して
きたものの、学校の先生を相手にした経験は全くありませんでした。
さらに、学校の現場でどんな授業が行なわれ、
そこでどのような技術を積み重ねられているのかなど
全く知らない、要するに相手が全く見えない状況での
講座開講だったのです。

[READ MORE...]
慶応が小中一貫校開設へ
慶応が小中一貫校開設へ=横浜市、53億円で用地売却
11月9日13時2分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000073-jij-pol&kz=pol

 横浜市は9日、横浜市青葉区あざみ野と荏田北の市有地計約5ヘクタールについて、学校法人慶応義塾(東京都港区)に、約53億6000万円で売却することを明らかにした。慶応義塾はこの用地に新たな小中一貫校を開設する計画で、2011年4月の開校を目指す。
 市によると、周囲は住宅街で、東急田園都市線江田駅から徒歩5分。新たな学校は1学年4クラスで、男女共学になるという。

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過去に進学塾で
慶應の特別クラスを担当していたことがあるだけに
興味深い話です。

どんな学校を作るのか、楽しみです。

ゆとり見直しは良いけれど
「ゆとり教育」見直し、一部内容09年度から…文科相方針
11月9日15時12分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000404-yom-soci

 渡海文部科学相は9日の閣議後の記者会見で、早ければ2011年度としてきた新学習指導要領の実施時期を前倒しし、2009年度から一部の内容を実施する方針を明らかにした。

 中央教育審議会は、新指導要領について、既に授業時間増や学習内容拡充などの方針を決めており、学校現場での「脱ゆとり」が予定より早まることになった。

 学習指導要領はほぼ10年に1度改定されている。中教審が現在、今年度内の改定に向けて審議を進めており、今月7日には、「ゆとり教育」からの転換を盛り込んだ中間報告「審議のまとめ」を正式決定した。

 文科省は、小学校で11年度、中学は12年度、高校は13年度から新指導要領を全面実施する方針だが、保護者などから「4年近く放っておかれるのか」といった声が寄せられていた。前倒しして教える内容は今後詰める。渡海文科相は「新しい方針が決まったのだから、出来るものから早く実施した方がいい」と述べた。
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ゆとり見直し自体には大きな異論はありません。
けれど、ゆとり教育で何を実現したかったのか、
という本質を分からぬまま、ただ、見直しと言って
0か1かの方向転換をする様なら、現場は更に混乱
することでしょう。

ただ、指導要領や授業時間数を増やすだけなら
意味が無いのです。
このまま、ただ授業時間数と内容だけを増やして
しまうのなら、いずれまた詰め込みだという議論
が起こることでしょう。
過去の歴史が繰り返しているように・・・

指導する側に
何をどのように使うのか、教えるのか
というカリキュラムや内容といった知識だけではなく
その使い方を学ぶ環境とゆとりがあるのと、
子供に関わる大人の共通認識として、
最低限、基本的に身に付けなければならないこと
の価値観を共有できる環境を作ること。

そして
進学塾など予備校も世間のニーズがあるのなら
その必要性の議論をしても始まらないので、
それならそれで、
学校とどの様に共存をしていくのか、を考えなければ
ならないのだと思います。

同じ子供たちを育てる大人として
それぞれが、それぞれの思惑でバラバラな方向性を
向いたままの教育改革なら、結局そのしわ寄せは
子供にやってきてしまいますから・・・




継続できる教師力向上を
教員の研修をする様になって
非常に強く感じることがあります。

それは
模擬授業をやって下さい、と言うと
皆さん自分の最も自信のある持ちネタを披露して
下さり、それはぞれぞれとてもレベルが高いのです。

でも、それは確かに良い授業なのですが
その授業ではない時の
教え方の土台がそもそも崩れている、と
感じる事が多いのです。


ある瞬間だけ素晴らしい授業ができることより
継続して生徒達に力を与えてあげられる事の方が
ずっと大切な気がします。

研究授業用の綿密な計画も良いでしょう。
その経験がその先に活きてきますから。

けれど、
それで終わってしまうのではなく
そこで満足するのではなく、
継続して、普段の授業も魅力的にするための
「言われてしまえば当たり前のこと」を
継続してやることの方が何倍も重要で、
私は講座や研修を通じて、その「当たり前のこと」を
体系立てて再確認させて頂いています。

だから、
その時しか役に立たない特殊な魔法のテクニックを
お伝えすることは一切ありません。
そして、型にはめるつもりもありません。
ただ、普段の授業で皆さんが当たり前に実行できることを
一つずつお話して、確認し、実感し、
自分の授業だったらどうやって活かせば良いかな、ということを
振り返って頂いて、普段の「当たり前の行動」を
質の高いものにしていって頂けたら、と思っています。

生徒との日々の関わりが大切な学校現場だからこそ
継続できる「当たり前の行動」を大切にしたいですよね。


学校はどうだろう?
休憩15分でも記録は1時間、ヤマト運輸の管理設定
11月5日12時49分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071105-00000101-yom-soci&kz=soci

 宅配便最大手「ヤマト運輸」が宅配ドライバーらにサービス残業(賃金未払い残業)をさせていた問題で、ドライバーらが携帯する勤怠管理用のコンピューター端末が、関東の支店などで、1時間未満の休憩時間を入力できない設定になっていることがわかった。

 労働基準法では、8時間を超えて働く労働者には少なくとも1時間の休憩を与えるよう事業者に義務付けているが、読売新聞の取材に応じた20人以上の現・元ドライバーらは「配達に追われ、休憩を1時間取ることはほとんどない」と証言した。

 全国6087か所の集配拠点「宅急便センター」で勤務するドライバーらは、コンピューター端末「ポータブルポス(PP)」を携帯。電源を入れて起動させた時刻が「出勤」、電源を切って終了させた時刻が「退勤」として記録される。
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学校はどうだろう?
と考えてしまった。

サービス残業は当たり前だろうし、
休憩なんてあって無い様なもの。

授業している時間だけが労働時間と勘違いされていることも
あるのですが、授業以外の時間の方が意外と大変だったり。
例えば私立はそこに
受験生を集めるために広報の活動まである。


一概に比較はできないけれど
教育現場もサービス業も労働者の善意に頼り過ぎる状況は
良くない事は間違いないでしょう。

何しろ、労働者が疲弊して継続できなくなっては
元も子もありませんから・・・





プロフィール

moro(諸葛正弥)

  • Author:moro(諸葛正弥)
  • 自己紹介
    ・教育技術コンサルタント
     T's skill教育技術研究所代表
    ・NPO法人交流分析協会会員
     交流分析士
    ・日本教育工学会 会員
    ・建築家

    ■明治図書より
    進学塾講師が書いた日本初の教育図書
    「人気塾講師直伝!イラスト図解でわかるプロ教師力アップ術55」を出版
    現在、第7版
    ■毎日コミュニケーションズより
    「フィンランドメソッド実践ドリル」を出版
    現在、第5版
    ■メールマガジンも発行しています
     「せんせいのスキル」
    e-mail:
    長年の大手進学塾講師経験や研修担当経験を経て「T's skill教師塾」を設立し、塾講師出身の教員研修講師として活動。
    私立中高一貫校、教育委員会、専門学校など研修や講演、顧問などを通じ、学校教育改革を提案中。

    これまでの数々の講演・研修ではこれまでの研修と違う、こういう研修を早く受けたかった、と高い評価を頂いております。

    T's skill「教師塾」を開催
    授業技術の研修・講義など各地で実施
    各種教育セミナーも開催予定
    全国から数多くのお問い合わせを頂いております

    2008年メディア関連の履歴
    ■NHK「おはようニッポン」
    ■TBS「ピンポン」
    ■ラジオ「J−WAVE」
    ■雑誌「R25」
    ■新聞「日刊ゲンダイ」
    ■雑誌「東洋経済」(書評)
    ■出版「フィンランドメソッド実践ドリル」
    ■出版「フィンランドメソッド実践テキスト」

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